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2020年10月19日

【子ども育ちレスキューネットシンポジウム報告】 ④

パネルディスカッション 後半
「子ども・若者、保護者の味方!地域支援を繋ぐために」

1.会場からの質問への回答
「自立とは?どう生きていけばいいのか?幸せなのか?」
内山
何が自立なのかは難しい。
自立=幸せか?人が押し付けるものではない。
対話しながら、子どもが身に着けていくもの。
多様性のある生き方について、議論が必要ではないか。
学芸会など、主人公をやりたい人ばかりではない。
やりたい役、やりたいことを
幼児期から選択できることが大切。

池田
「学校にいる間は『みんな同じにしなさい』だったのが
社会に出るとなったら『個性を生かす』と言われても困る」
と若者が声を出してくれた。
選択ができること、一人でなく、
頼れる人と繋がることが大切。

2.会場の参加者へメッセージ
内山
その人にとって大切なものは何か?
自分がその人の人生に入るべきではなく、
その人の人生の選択を支援すればいいと思っている。
「子どもが働かなくて心配」と思っていても、
何も動いていない人はいない。考えて準備をしている。

池田
若者たちと出会えたことはいいタイミングだった。
考える時間、余裕がある人が、訪れている。
本人、支援者が頑張ればいいのではなく、
気持ちの共有、一緒に頑張ることが大切。

大山
教育とは「覚醒」。
教育者や周りの大人ができることは
自分で気付くチャンスや、学ぶきっかけをつくること。
また、支援をするためにはまず相手の心を推察すること。
そしてそれだけでなく、
向き合うこと、対話することが大切。

3.参加者の感想
・日々、悩みや不安がある子育てをしていますが、
焦らなくてもいいと思えるようになりました。
ありがとうございました。

・こどもの自立に向けて、これからは
成功体験を少しでも多くさせていきたい。
親も子どもも支援の窓口とつながっておこうと思いました。
内山先生、池田先生、大山先生、
それぞれの見解がきけて良かったです。

・講演やディスカッションの中で、
課題とされていることが
学校現場の現状に重なるものが多い勉強になった。

・内山先生のお話も、池田さんのお話も、
わかりやすくきかせていただきました。
私は息子が不登校でドリームフィールドにお世話になり、
受け入れて通わせていただくことができ安心しています。

・池田さんの活動の話は、聞きやすかったです。
身近に本当は困っている人はたくさんいると思うのですが、
声を出す場がないと言えないですね。
本人を主人公に応援すること、
ゆっくり話をして希望をきくこと、
心をおだやかに満たしていくことが大事だと思いました。

・今浪人3年目の息子に困っていますが、
内山先生のお話を参考に
サポートしていけそうな気がしました。
特性を理解していきたいと思います。
ルピロさんに相談させていただいて、
とても助かっています。

・「子供は障がいの有無にかかわらず、
本音は言わないが、
大人が周囲から期待されていることをわかっている」
この言葉が心に響きました。
社会適応できない大人(成人)も
同じ気持ちを感じていると思います。
丁寧に打ち合わせしていこうと思います。

・支援センター等の存在がわかった。
具体的な相談をしてみたいと思った。
「発達障害」というキーワードが流行っていて、
それを理解しようみたいな
世間の風潮が気になる今日この頃。
結局それで「区別」しているところもあるのでは? 
本当は、その子たちが住みやすい世界を作ることが
重要だと思いました。

・勉強になりました。まだまだ知らない団体がありますね。

・就労に向けての親の心の準備ができそうです。
卒業までに2年以上ありますが、
就労支援を使うことも視野にいれていきたいと思います。
多様性のある社会ができることを望み、
子どもたちが自分の輝ける場所を生きていけるよう、
私自身も見守り続けていきたいと思います。
どうもありがとうございました。

・内山先生の話に、非常に感銘を受けました。
子ども(発達障害ではない)が不登校になり、
その理由を探して「〇〇症」「〇〇神経症」など
診断名が欲しくて
色々調べたりしましたが、
それがただのラベル貼りで意味のないことだと
気づかされました。
今回の講演を通して「自立」とは
本人がやりたいことをやりたい場所、
できる場所でできることかなと考えました。
【子ども育ちレスキューネットシンポジウム報告】 ④





Posted by いもねこ at 18:03│Comments(0)
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