いもぶろ（いもねこブログ）

※ これは２／２７ に、ドリフ、いもねこのみんなへ送信した連絡メールです。

みなさん報道などでご存知だと思いますが、
今まさに新型コロナウイルスの感染が国内で広がっています。

私たちがどういう行動をとるべきか正しく選択してゆくことは、
私たち自身や私たちの周りの人々を守るためにとても重要なことです。

そこで、現時点伝えられている正確な情報といもねことしての対策をお伝えします。

① 新型コロナウイルスとは（２月２７日現在）

・これまでにない新しいウイルス。

・その発生源は「中国の生物兵器工場」という噂もあるが、裏付けるデータは何もなく、
コウモリ→センザンコウ→人間という感染経路が最新の説。

・感染力が非常に強いため、一気に広がる可能性が高い。

・無症状の潜伏期間は5日～１２．５日と言われている。

・最初は風邪のような症状から始まり、３７．５℃以上、時には３９℃以上の熱が続く。

・肺炎が悪化し呼吸不全に陥り死に至ることもあるが、今のところ致死率は１～２％。

・特に高齢者や持病を持った人が重症化しやすい。

・治療薬やワクチンは現在なく、対症療法と免疫力によって治すしかないが、
多くの人は１週間～２週間程度で治癒するようだ。

・治療薬やワクチンが開発されるまでに半年～１年以上はかかると言われている。


② 現在の状況

・日本の感染者数　１６４人（クルーズ船内の感染者約６４０人は含まれていない）
検査数　１，８９０人

・韓国の感染者数は１，２６１人。（日本の８倍）
検査数　４０，０００人以上（日本の２０倍以上）
検査数が全く違うので、日本と韓国を比較して楽観視するのは間違い。

・現在はまだ流行が始まった段階であり、本格的な流行はこれから。


③ 感染拡大の原因とその影響
（省略）
興味のある人は一番下をお読みください。 ※


④ 個人として取るべき対策

・万が一感染したとしても重症化しないように今のうちに免疫力を高めましょう。

・いつも以上に栄養を取る。自分のペースを崩さず生活しましょう。

・リスクマネジメントは「心配すること」ではありません。
心配し過ぎは免疫力を落とすことになるので逆効果です。

・できる限り人が多い場所は避けましょう。
病院、百貨店、ショッピングモール、大きなレストラン、イベント会場など。

・旅行や公共交通機関を利用することは極力避けましょう。
どうしても遠くへ行かなければならないときは、長時間のバスや新幹線は避けましょう。

・人が多いところはできる限りマスクを着用しましょう。

・手の消毒を欠かさないないようにしましょう。
（感染は直接口に入るよりも、物や手を通して口に入ることが圧倒的に多い。）

・体調不良、３７．５℃以上の発熱の場合は外出を控えましょう。
（自身が感染している可能性よりも、免疫力が下がっているために感染しやすいため。）

・家族の中でも、体調不良や発熱などにはお互いに気を付けてください。

・無理をしたり物事をネガティブに考えたりしないで、普段通りの生活をしましょう。


⑤ いもねこ、スクールとしての対応

・公共交通機関を避けてもらうため、
普段公共交通機関を使っている人はできる限りご家庭で送迎をお願いします。

・送迎が不可能なご家庭も少なくないと思います。
その場合は、来週から私たちが手分けして順次送迎を始めようと体制を整えています。
詳細は今週中に連絡します。

・なお、昼間お時間がある保護者の方いらっしゃいましたら、
運転手のシェアをお願いできると助かります。（もちろん謝礼はお支払いします！）

・スクール、カフェ、ショップ、工房すべての場所に
コロナウイルスに効果的と言われるアルコール濃度高めの消毒液を置いてあるので、
仕事前と仕事後には必ず使用してください。

・一時間ごとに窓を開けるなど、定期的な換気に心がけてください

・スクールのイベント等の開催に関しては、流行の状況によって適宜考えてゆきます。

・カフェ、工房、ショップともに仕事が減ってしまう可能性があります。
そうなると勤務時間が減ることもあります。
また、そうならないようスタッフが仕事を減らないいろいろな工夫をしてくれますが、
そのために逆に、一時的に仕事が増えることもあるかもしれません。
ご了承ください。

・基本的には他事業所や厚労省からの通達を参考にしながら判断していきますが、
実情に合っていなかったり、タイミングが合っていなかったりということもあるので、
独自に判断することもあろうかと思います。

心配し過ぎはかえって免疫力を低下させます。
正しい情報を冷静に受け止めながら、常にベターな選択をしてゆきましょう。

私たちも
スクール、いもねこがみんなにとって安全な場所であると同時に、
社会と繋がる大切な場所であり続けるように
最大限の努力と工夫をしてゆこうと思っていますので、
ご理解とご協力をお願いします。

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感染拡大の原因とその影響

日本は韓国などと違い海を隔てているにもかかわらず、感染が広がってしまいました。
それは「人災」と言っても過言ではありません。

・「春節」と呼ばれる中国の旧正月（正月休み・1月24日～30日）は
中国から日本への観光客が激増する時期であるが、
すでにその時期からコロナ肺炎が中国で社会問題となっていたにもかかわらず、
日本政府は中国全土からの渡航制限をしなかった。

・中国から日本人を移送するチャーター便では、
政権は乗客とで運賃請求の誓約書のみを交わして、
検査を義務とする誓約書は交わさなかった。

・感染が発見されたクルーズ船への政府の対応は、
不十分な検疫によって乗客の間に感染を広げただけでなく、
無症状の多くの人を、検査せずに公共交通機関を使って帰らせてしまったため、
そこから全国へ感染も広がった。（帰宅した多くの人が後に発病）

・検査するに十分な検査キットがありながら、
政府は地方保健所等に判断を丸投げし、
高熱が続きながらも検査してもらえないケースが多発している。

・政府が先頭に立って対応を指揮することなく、
イベント等の開催を自己判断に委ねたり、
休業補償などもないままに休むことを推奨したりするだけなので
「中止しにくい」「休めない」「休みにくい」状況となっている。

・当初から政府による「対策会議」の中には専門家が入っておらず、
感染が拡大する中でも休日は何の対応も会議もなく、
安倍首相も平日１５分程度しか会議をしていない。（首相動静記録）

・当初日本政府が緊急で決めたコロナ対策対策予算がたったの１５３億円。
（韓国１，８００億円、台湾の２，２００億円と比べても極端に少ない。）
１月に野党が求めた「コロナ対策予算」に関してはスルーしていた。

・政府として休業補償や保険適用などバックアップ体制が全くないため、
ゆとりのない中小事業所や中小企業、個人事業主は、
今の状況が何ヶ月も続いてゆけば、
経営破たんや破産に追い込まれる可能性が高くなってゆく。